湿式防水シート(サンエーシート)

サンエーシート防水で工期短縮、湿潤面でも施工

水に強い壁を造り、地下浸水を防ぎます

地下水などが地下外壁から浸水すると、コンクリート部材が大きく損傷してしまい地下だけでなく建物全体に悪影響を及ぼしかねません。トーシン工業では床だけでなく、地下の外壁防水工事も行っています。

湿式防水シート(サンエーシート)

サンエーシートは、日本工業規格 JIS A 6008「合成高分子系ルーフィングシート」均質シート・エチレン酢酸ビニル樹脂系(均質エチレン酢ビ)に規定された防水シートで、、EVA樹脂をシート状に成形した後表面に起毛及び化学的反応基が付与されており、セメントや接着剤などと強固に結合します。

耐候性、耐薬品性、耐寒性に優れており、可塑剤などの揮散する物質を含まないため、経年変化で硬くなったり、脆くなったり、縮んだりすることほとんどはありません。また、食品衛生上無害であり、「水道施設の技術的基準を定める省令」に基づく基準に適合致します。

サンエーシート防水の特徴

工期短縮 湿潤面でも施工ができる

  • 躯体コンクリートの乾燥を待たずに施工できる。
  • 雨上がり直後でも施工ができる。
  • 水張り試験も通常翌日可能。

地下防水が得意

  • 躯体とシート間の水密性が非常に高いため水が横走りしない。
  • 先やり工法においても後打ち躯体との水密性が非常に優れている。
  • シートの伸び率が500%以上あるので下地の凹凸にも追従できる。
  • 地下構造物の内部からも防水ができる。

室内防水に適している

  • 躯体とシート間の水密性が非常に高く、押え金物を使用しないので立上り高さを気にしない。
  • 立上シート上にトンボ・ラス網を必要としないので保護モルタル層を薄く軽く設計できる。
  • 臭いがほとんどないので、改修にも向いている。

防水納まりに困った時の必需品

  • 防水立上りが取れない時、低い時に活躍できる(納まりは事前打ち合わせ必要)。
  • タイルや長尺仕上げ時に防水保護層を薄くできる。

タイル仕上に適している

  • 押えコンクリートを打設する必要がなく、タイル下地としての保護モルタルは平場10mm~30mm、立上り10mm程度でOK。
  • 防水層と保護モルタルの接着せん断強度がO.6N/mm2以上あるので、斜壁などでのタイル施工ができる。

耐久性に非常に優れている

  • 30年近く屋外暴露しても、シートの伸び及び引張り強度の保持率は非常に高い。
  • 無機材料であるセメントを接着剤として使用しているため、30年近く経過しても下地との密着性はほとんど変わらない。

トータルコスト削減

  • 副資材が少ない(押え金物、端末シーリング材、トンボ・ラス網等不要)。
  • 躯体乾燥を待たないため工期短縮。

安心・安全な防水施工

  • 使用材料に環境負荷物質を含まない。
  • 臭いがほとんどなく、近隣や作業者の環境・健康に優しい。
  • 水道施設でも使用可能。(JWWA Z 110 試験済)

施工工事事例

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